副腎疲労対策「アシュワガンダ」
昨年までと比較すると、2倍くらいの生産性と時間管理で動いているのですが、
疲労感を感じるどころか、割と疲れを感じずに毎日快適にサクサク仕事をこなしてます。
あんなにヘタレだった自分がなんでなん?と不思議になりますが、
実は副腎疲労対策のハーブ「アシュワガンダ」の効果ではないかと。
アシュワガンダは、インドやネパールの乾燥地帯で自生するナス科の低木常緑樹で
その根っこが3,000年以上前から使用されているハーブです。
アーユルヴェーダでよく利用されるのでその手の方にはけっこう有名。
「アシュワガンダ」という呼び名はサンスクリット語。
英語では「インディアンジンセン」(インド人参、ウィンターチェリー)と言います。
人参、つまり朝鮮人参みたいなものかもです。
その効能は、
抗ストレス
関節痛
腰痛の緩和
滋養強壮
精力増強
リウマチ
免疫力強化
脳機能改善作用
抗炎症作用
がん細胞の増殖抑制
などなど
アシュワガンダを知ったのは、平良先生の講義でした。
がん患者の治療において、甲状腺機能低下の場合、チラージンを用いると、ガン増大のリスクが大きくなる(特に乳がん)
甲状腺機能低下でチラージンを使うのは逆効果なので、平良先生は「アシュワガンダ」を底上げに使っているとのことでした。
アシュワガンダに関する調査
たくさんあるのですが、気になったものだけ抜粋します。
アシュワガンダは抗炎症、抗腫瘍、抗ストレス、抗酸化、免疫調節、造血、アンチエイジングへ作用する。内分泌系、心肺系、および中枢神経系に良い影響を与える。機序は明確ではない。
Scientific basis for the therapeutic use of Withania somnifera (ashwagandha): a review.
健康な成人50人を対象とした二重盲検結果(300mgを1日2回、8週間)。アシュワガンダは記憶力を高め、認知機能を改善する。
1日およそ300mgのアシュワガンダで不安のレベルが30.5%減少、ストレスレベルが44%減少
健康な男性57名に300㎎*2回/1日、8週間の二重盲検を実施、コントロール群と比較して、体脂肪が低下、筋肉量が増加、テストステロン値が増加。
文献ググると、1日あたり600㎎が多いですね。
アイハーブで入手したアシュワガンダ。
1カプセル450㎎、1日1カプセルでも効果を感じます。
Now Foods, アシュワガンダ、450mg、植物性カプセル 90粒
中身はいかにも植物の葉や根っこを粉砕したという苦々しい粉末。
アシュワガンダと肝障害
日本では、アシュワガンダを含む商品は「無承認無許可医薬品」として薬事法の取締対象になってます。
飲みすぎによる肝臓障害が報告もあります。
アシュワガンダによる遷延性高度黄疸を伴った薬物性肝障害の一例
アシュワガンダは「強壮剤」
カフェインのようなわざとらしいアッパー系ではなく、マイルドに元気をくれるので今後もお世話になります。