タウリンは胆汁酸の分泌を促す優れもの

タウリンは胆汁酸

タウリンは体内で合成されるため
必須アミノ酸には分類されません。

しかしながら、体内で合成する量
だけでは不足しがちで、
食事などで外から供給することで
不足が解消したり、生理的な
良い効果が得られたりします。

こういった類のアミノ酸を
「条件付き必須アミノ酸」と
呼んだりすることもあります。

タウリンの優れた効果の一つに
胆汁酸の分泌促進があります。

タウリン不足の猫は胆汁酸不足でさまざまな機能障害が出る

猫は、人間と違ってタウリンを
合成することが出来ません。

猫にタウリン無しの餌を与えて、
タウリンが胆汁酸にどのように
影響を与えているか?を調査した
論文が出てました(全文公開)

Impaired bile acid metabolism with defectives of mitochondrial-tRNA taurine modification and bile acid taurine conjugation in the taurine depleted cats

  

こちらによると、、

・タウリンを欠乏させると、
血清総コレステロールと
HDLが低下する。

・これは胆汁酸分泌が
低下することで食餌中の
脂質栄養素の吸収障害が起こるため

・胆汁酸とその前駆体である
オキシステロールは、
細胞内の核に作用し、
細胞の脂質代謝に関連する
遺伝子を調節している
。

・ミトコンドリアの内膜も
影響を受けていて、
ミトコンドリア異常が
タウリン枯渇によって
引き起こされる可能性がある
。

   

タウリンの効果は
疲労回復効果が有名ですが、
実は、胆汁酸分泌を促進
することで、脂質栄養素の代謝
にかかわっているのです
。

   

タウリンが豊富な食材は、
イカ、タコ、ホタテ。

    

   

今日のポイント

・タウリンが不足すると
胆汁酸分泌低下
によって
脂質栄養素の吸収が低下する。

・胆汁酸は遺伝子レベルで
脂質栄養素の代謝を改善
する効果がある。

  

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