化学物質過敏症の方の栄養カウンセリング
北海道の倶知安町(くっちゃんちょう)に
「お菓子のふじい」という製菓会社があります。
「お菓子のふじい」は
化学物質過敏症の方でも
安心して働くことができる
工場兼寮を建設されており、
そこで働く社員の方4名に
栄養カウンセリングを行いました。
化学物質過敏症の方でも
働ける職場、寮という環境を
整備するに至った経緯は、
「お菓子のふじい」のご主人が
5年前に香害による化学物質過敏症を
発症したこと。
そのご主人の栄養カウンセリングを
今年の春先にご依頼いただいたのが
藤井社長とのご縁です。
前回はまだ寮も出来ておらず、
ご主人お1人さまのカウンセリングでした。
今回は寮生活をする社員4名の方、
お1人ずつお話を伺い、
それぞれの方の問題点と
注意した方が良い食事のスタイルや、
もっと食べたほうが良いものなどを
指導いたしました。
想定通り(!?)根本的な問題点は
みなさん同じでした。
お菓子工場だから
小麦アレルギーでは?
糖質過剰では?
その程度の問題であれば、
みなさんここにはいない方です。
問題的が明らかになって
私自身がホッとしました。
ああ、化学物質過敏症も
原因不明ではないなと実感できたからです。
個別の情報は開示できませんが、
分子栄養学実践講座で学ぶ方であれば、
以下の情報のみですぐにピンとくるはずです。
※4名の方の中央値です。
TG 46
Lympho 25.5
PG1/2 4.6
K 3.6
フェリチンももちろん30以下、
25(OH)VDも20以下ですが
あえてそこは省きました。
問題はそこだけじゃないから。
メンタル面でのバックアップ無しに
症状を改善させるのは難しいことを
ご理解いただいたうえで、
ご自身の身体と向き合ってもらう
必要があります。
食事とメンタル面、両方において
問題点を指摘できるカウンセラーを
もっと増やしたいと、
使命感を感じた瞬間でもありました。
「お菓子のふじい」の取り組みは
藤井千晶さんのブログからどうぞ↓