注意したい危険なタピオカ【知っておきたい食品添加物】

加工でんぷん、加工でん粉は食品添加物

加工でんぷん、加工でん粉
をご存じでしょうか?

うどんや、プリン、菓子など
加工食品やお弁当などの表示に
最近よく見かける成分です。

 

これはお菓子

 

これはお弁当

 

「でんぷん」、「でん粉」
という言葉の響きから
天然の食材と勘違いしやすいのですが、
れっきとして食品添加物です

しっとりした食感や、
滑らかさを出すために
乳化剤、安定剤、増粘剤として
多用されております。

 

加工でんぷん、加工でん粉には
いくつかの種類があります。

正式な名称は、、

「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」
「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」
「アセチル化酸化デンプン」
「ヒドロキシプロピルデンプン」
「酸化デンプン」

などなど

 

このうち、
ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンと
リン酸架橋デンプンは
発がん性があるとして、欧州では
食品使用を禁止されています。

EFSA Journal(欧州食品安全機関による評価)

 

困ったことに、日本ではすべて
「加工でんぷん、加工でん粉」と
いっしょくたで表記されるため、
区別が出来ません。

 

発がん性もさることながら、
栄養療法的に嫌なところは、
鉄、亜鉛などミネラルの吸収を
阻害することです。

ラットの実験ですが、
タピオカ由来の加工でん粉
「ヒドロキシプロピルデンプン」は
亜鉛と鉄の吸収を7割も低下させてます。

Hydroxypropyl-distarch phosphate from Tapioca starch reduces zinc and iron absorption, but not calcium and magnesium absorption, in rats.

 

 

添加物のみで出来たタピオカ?

今大流行中にタピオカですが、
この加工でん粉が
どうも多用されているっぽい。

本物のキャッサバの根から作った
タピオカは別でしょうが、

品薄の影響で加工でん粉を使った
タピオカ風加工でん粉の塊が
出回っているようです。

 

業者用の通販サイトを覗くと、
売られているタピオカです。

 

原材料を拡大して見てみると、、
「加工でん粉」の含有量がトップです。

 

こちらは某大手ショッピングモール
で売られている商品。

 

原材料を確認してみると、
こちらも「加工でんぷん」の塊です。

 

この加工でんぷん・加工でん粉が
発がんリスクのあるものなのか?
判別することは不可能。

生体にとって重要なミネラル
鉄と亜鉛の吸収を阻害する
というリスクも考えねばなりません。

 

 

タピオカの場合、含まれる糖質や
ミルクに含まれる残留ホルモンやら
カゼインやらカソモルフィンやら、
正直ツッコみどころだらけです。

飲むなとは言いません。

100%リスクのない食品など
この世に存在しませんから。

ですが、口に入れる以上
その内容物が何なのか
正しく理解しましょう。

どうぞ賢く食品を選択してくださいね。

 

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