【なぜ小麦中毒になるの?】食欲と空腹感の違い

脳が求める食は中毒物質

脳からの発信が「食欲」

お腹(腸)からの発信が「空腹感」

多くの人は「食欲」=「空腹感」
だと勘違いしています。

 

脳は簡単にドーパミンになびくので
どんなに身体に悪いと分かっていても
あっさり中毒になります。

ドラッグ、タバコ、スイーツ、スマホ、etc.

 

脳が出す「食欲」は、
身体に必要な栄養素が何か?
を教えてくれません。

脳の欲しがるものは、
身体に必要な栄養素よりも
脳に快感を与える中毒物質を
優先するからです。

だから、食欲で食事を選ぶ人は

こんな朝ごはんとか

 

こんなランチを選んでしまう。

 

小麦系は特に「食欲」を満たす
対象になりやすい。

なぜか?

小麦グルテンが消化されると
カソモルフィングリアドルフィンといった
ペプチド(タンパク質が分解されたもの)に
変化します。

このペプチドが、全身の血液をめぐって
脳の中に入りますと、オピオイド受容体
に結合してドーパミンがスパーク、

オピオイド受容体って、麻薬やモルヒネが
結合する部分なんですよ。

だから小麦は中毒になりやすい。
脳が快感を覚えちゃうせいです。

 

ついでに言うと、乳製品もカソモルフィンです。
だからスタバのカフェラテは中毒になりやすい。

パン中毒の人は、自宅に食料はたんまりあるのに、
街中でパン屋を見つけると、吸い込まれるように
入っていくし

麵中毒の人は、なぜか無性にラーメンが食べたい
と言ってわざわざ電車でお出かけする。

 

パン・麵の場合は血糖値もスパークするから、
二重に快感物質だし、

カフェラテの場合は
カフェインでドーパミンが刺激されて、
お砂糖を入れたら血糖値もプラスで
三重に快感物質ですね。

 

 

昨日の我が家の夕ご飯

SNS用ではない(盛り付けも撮影技術も
こだわらない)、普段の飾らない食卓は
こんな感じ

鶏肉のトマト炒め
酢の物(モズク、キュウリ、おジャコ)
冷ややっこ、アボガドのたたき乗せ
なめこのお味噌汁

 

脳じゃなくて、お腹が満たされると
心が平穏で気持ち良い朝を迎えられます。

 

空腹感を満たす食事は何か?
脳に教えてあげるためには、
学びが必要です。

今日は日本橋の最新検診センター
日本橋KRDのセミナーの日。

何をどう食べるかってハナシをしてきます。

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