低血圧の場合は副腎疲労を疑う

高血圧と低血圧

高血圧は命の危機に直結する。

血管が傷みやすくなるので、
脳卒中、心筋梗塞などの
循環器系の突然死リスクが
高くなるから。

だからドクターもとても敏感。

ところが、低血圧は命の危機には
直結しないので「様子見ましょう」
でほっとかれる。

命の危機には直結しないけど、
生活のクオリティ(QOL)が
著しく下がるのが低血圧。

朝起きるのがツライ
頭が重い、倦怠感、
疲労感、などなど。

こういった症状と
低血圧がセットになりやすく、
これは副腎疲労の症状と一致する。

低血圧は副腎疲労の症状

副腎は腎臓にちょこんと乗っかった
小さな臓器で、昔は何のためにある
臓器か不明だったそうな。

憐れな副腎、腎臓の付録ぐらいに
思われれていたらしい。
だから「副腎」と命名された。

だけど、この小さな副腎が
重要なホルモンを作っている。

 

副腎をカパッと半分に割ると、
皮の部分と中身の部分に分けられる

皮の部分で出来るホルモンを
副腎皮質ホルモン」という。

これがコルチゾールアルドステロン

中身が「副腎髄質ホルモン」
これがアドレナリンや
ノルアドレナリン

 

副腎皮質ホルモンである
アルドステロンは、カリウムを排泄し、
ナトリウムを保持する作用がある

なので、副腎に炎症やなんかがあって
アルドステロンが過剰に分泌されると
高血圧になる(原発性アルドステロン症)

 

低血圧が副腎疲労の症状である理由は
アルドステロンとコルチゾールは
作られる工場の場所が同じだから。

副腎が疲弊してコルチゾールが
カスカスになると、アルドステロンも
カスカスになると推測される。

 

実際に、副腎疲労の方の
毛髪ミネラル検査結果は
ナトリウムとカリウムの
バランスが悪くなっている。

こんな感じで
ナトリウムが枯渇、カリウムが上昇

 

副腎疲労の初期症状って
いやにしょっぱいものを
食べたがったりするしね。

明らかに、身体の中で
ナトリウムのバランスが
悪くなっている証拠なのです。

 

命の危機には直結しないから、
放っておかれることの多い「低血圧」

命の危機に直結しないということは、
お医者さまに理解が得られず、
本人だけがズルズルと
しんどい毎日を我慢する人が多い。

低血圧でお悩みの方は、どうぞ
「副腎疲労」を疑ってみてください。

 

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