【脂溶性ビタミン・水溶性ビタミンの違い】油に溶けるか水に溶けるか?なぜそこが重要か?

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栄養素における水溶性と脂溶性の違い

ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、etc.
これらは脂溶性のビタミン

ビタミンC、ビタミンBなど
これらは水溶性のビタミンです。

 

水に溶けるか、油に溶けるか?
なぜそれが問題かというと、

細胞膜を通過できるかどうか?
という観点で重要になるから。

 

細胞膜は、細胞内の大事なものを守る
‘城壁’みたいなもの。

細胞の中には
大事な遺伝情報の入った「細胞核」があり、
エネルギー工場の「ミトコンドリア」があり、
タンパク質工場の「小胞体」があり、etc.

それらを守るためには膜が必要で
その膜の中は油で埋め尽くされております。

膜の外側と内側は、お水なので、
油の壁を一枚かますことで、
内側と外側を分けたんですな。

 

水溶性のビタミンが細胞内に入るとき、
そのまま細胞膜を突破できないので、
専用の玄関から入ります。

ビタミンCであれば、
ビタミンCトランスポーターと言われる
SVCT1、SVCT2
(sodium-dependent vitamin C transporter)
という専用の玄関が用意されていたり、

糖が細胞内に入るときと同じ玄関
GLUT(glucose transporter)も使ったりします。

 

こういった玄関は、普段は閉められており、
玄関が開いたときだけ入れる。
それは我々のおうちと一緒。

(エンドサイトーシスていう、ちょっと
特殊な入り方もあるけど今回は省略)

 

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ところが、
脂溶性のビタミンは

細胞膜と同じ成分なので、
どこからでも入れます。

ビタミンA、ビタミンDは、
細胞膜をするっと通過して、
細胞核内の受容体と合体、
遺伝子の発現、細胞の分化に作用します。

 

ビタミンEは、細胞膜の中に入って
細胞膜そのものを酸化ストレスから守ってくれます。

 

ビタミンA、ビタミンDと同じように、
脂溶性で細胞の核に直接作用するのは、
ステロイド性ホルモン甲状腺ホルモン
などがあります。

脂溶性って意味ではCoQ10
なんかもそうです。
 

水溶性の栄養素、例えばビタミンCは、
細胞膜を突破するのにひと手間かかる。

おまけに水溶性だと、すぐ尿になって
あっというまに体外へ出て行っていまう。

ならば、脂溶性(細胞膜と同じ構成)にして、
細胞膜を突破しやすく加工したビタミンCが
リポソーム型ってやつです。

LypriCel, リポソームビタミンC、 30包、 各0.2液量オンス (5.7 ml)

リポソーム型ビタミンCは
メラノサイト細胞の中にも入りやすいので
シミによく効くと、美容家の方々にも
愛用されてるわけですな。
(高くて不味いけど)

以上、
油か、水か、
なんでそこが重要になるか??
というハナシでした。

 

 

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