【甲状腺ホルモンと副腎疲労】TSHは正常だけど・・・

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甲状腺ホルモンと副腎疲労

甲状腺機能低下の症状はあるのに、
検査で異常が認められない人がいます。

一般的に「甲状腺機能低下症」とは、
血清中のTSHが上昇することで診断名がつきます。

なにを隠そう私自身が甲状腺機能低下症でした。
その時のことはこちらに書きました↓

原因は大豆?糖質制限?『甲状腺機能低下症』と診断されたときの話
甲状腺機能低下症だったときのこと以前、甲状腺ホルモンと副腎ホルモンの検査を提案され、甲状腺機能低下症が発覚したことがあります。橋本病の抗体は陰性でした。その後、チラージン(甲状腺ホルモンの一般的な薬)を飲み、ほどなくTSHが5程度まで低下したのですが、通院する病院を変更、新しい医師に「この程度であれば、お薬を飲まずに一旦様子見というのもアリです。どうします?」と提案され、投薬中止。しばらく通院をサボり、1年後、再度検査し

私の場合はガッツリTSHが上昇しましたから、
チラージンが処方されました。

 

私のような、普通の甲状腺機能低下ではなく、
「TSHが上昇しない」人たちがおります。

甲状腺機能低下の症状がきつく、
FT3が低下しているにもかかわらず、
TSHが上昇しない

これがとてもとても多いのです。

 

この人もそう、

 

こちらの方も、

 

この方もFT3だけがとても低い、
なのにTSH、FT4は正常

 

この方も相当低い、
だけどTSHは上昇していません。

 

全員、副腎疲労の特徴的な症状である
低血糖症持ちで、疲労感が強い、
または過去に糖質制限やってました
という共通点があります。

糖質制限をやると、
十分な糖(エネルギー)が入ってこないので、
身体がエコモードになり、
代謝ホルモンをけちるようになります。

通常の「低T3症候群」は、
単なる身体のエコモードなので
糖の摂取を再開すると
すみやかに回復すると言われております。

ですが、、
上記の方々は、糖の摂取を再開しても
「低T3症候群」が治らないのです。

 

もともと糖質制限やっちゃいけないタイプなのに
がっつり糖質制限やっちゃった、
結果、より副腎疲労の症状が強くなった。

という方たちなので、
糖質制限自体が問題という
わけではないのですが。

 

私自身を含め、
こういう女子たちが本当に多いので、
どうしても糖質制限には否定的になります。

でんぷんも根菜も抜いちゃうような糖質制限は
あくまで’治療食’であり、
普通の人が長期的にやるもんじゃないよ

と言いたくもなる私の気持ちが
分かっていただけるかと。

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問題は、
「なぜFT3が低下しても
TSHが上がらないのか?」

分子栄養学的な考察だと、、

その1
脳下垂体、もしくはその上司の
視床下部の階層がヘタレでTSHを上げられない。

その2
ホルモンを使う側(受容体とかの細胞側)がヘタレで
フィードバックを送信できない

その3
T4からT3への変換がうまくいってない
(T4はあぶれて十分に存在するので、下垂体が
「まだ大丈夫よね」とTSH送信をさぼる)

その4
水銀の影響で出せるTSHがしょぼい
(下垂体→TSHは水銀の影響を受けやすい)

などなど。

 

T4 → T3 への変換に必要なものは、
適性な体温(温度)、セレン、亜鉛、鉄

ですので、
・ATPを作れないATP貧乏の人、
・ミトコンドリア機能低下の人、
・鉄欠乏・貧血がある人、

こういう場合は甲状腺ホルモンが
十分に機能してない可能性は大アリ

あと、T4からT3への変換を
コルチゾールが干渉する
ので、

副腎疲労で普段からコルチゾール多めの人は
T3少ないわりにTSHもパッとしない

上記の場合は、
チラージン(T4製剤)飲んでも効かない
ということになる。

 

副腎疲労と甲状腺機能低下は
とても重要なつながりがあるように思います。

FT3まで見ることで、
どの程度全身の細胞機能が低下しているのか
そいいった見方が出来るのではないかと。

なのに、検査してみると、
TSHとFT4のデータしか出ないケースもあり
なかなかむずいですわ。

 

このあたりを読むと、
たとえ検査値(TSH)は正常でも
うまく機能していないケースが
大いにあり得そうだと思いません?

 

なにより患者としてツライのが
TSHが正常なので、
理解が得られないことでしょうか。

みなさん共通の症状は、

・すぐ太る
・冷えがある
・乾燥肌
・だるい
・サプリ効かない

などなど、
甲状腺機能低下の症状がそのまんま。

 

甲状腺機能低下の症状は、
老化現象とかぶるので
見逃されがちですが、

35歳を超えた女性でそれっぽいときは
一度は甲状腺機能の検査をすることを
おすすめしてます。

実際に私も全くサプリメントが効かなくて、
なんぞ?と思って検査したら
甲状腺機能低下が発覚しましたから。

 

あと、実際には副腎疲労で
全身の細胞側の問題なのに、

延々と甲状腺の治療を
やっていらっしゃる方のブログを
お見かけしたことがあります。

そういったケースは
潜在的にとても多いと思われます。

両方から総合的にみないといけないのですが、
そんなの一般外来では絶対無理ですから、
統合医療、栄養療法のドクターを引き当てただけでも
患者としては相当引きが強いってことです。

 

甲状腺の検査データの深読みについては
もっと勉強したいなと思います。

関係者各位、どこぞでよい勉強会があれば
ぜひお誘いくださいませ。

 

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