糖質制限の残念パターン・まとめ

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糖質制限失敗組の特徴

糖質制限続けてるけど、なんか体調オカシイ、なんか残念な結果になってます、という方からのご相談をよく受けます。

そういった方たちの特徴をまとめます。

1. 甲状腺ホルモン低下

一般的に、糖質制限を行うとT3のホルモンが低下する「低T3症候群」のような状態になることが知られています。

糖はエネルギー源です、

そのエネルギー源がないので、身体がエネルギーを出来るだけ使わないような仕組みに変わっていきます。

身体は代謝ホルモンである甲状腺ホルモンの分泌を低下させるのです。

 

甲状腺ホルモンの健康的な値の目安は

THS 1.0
FT3  3.0
FT4  1.0

が目安です。

ところが、甲状腺機能が低下する場合、

例えば、こんな感じでFT3 2.5以下になったり。

このレベルだと甲状腺専門医は相手にしません。

症状がなければ特に心配する必要はないと思いますが、疲労感、倦怠感などの症状があるケースが多いです。

 

2.コレステロール値の上昇

糖質制限をすると、LDLコレステロールが上昇することが多いようです。

健康的な総コレステロールの値である 220 前後を大きく脱して 260 ぐらいまでジャンプするとか。

糖質制限食により中性脂肪は低下していることがほとんどなので、LDLコレステロール単体で100前後から150になるなど、短期間でかなり急成長しているケースがよく見受けられます。

 

原因は正直よく分かりません。

強いて言えば、前述の甲状腺ホルモン低下の影響でしょうか。

甲状腺ホルモンが低下すると、代謝そのものが低下しますので、使えないコレステロールが血中であぶれてきます。

妙にLDLコレステロールの値が上昇がしている場合は、甲状腺ホルモンの検査をお勧めするのはそういった理由です。

 

3. 耐糖能の低下

糖質制限をやっていた人が糖を摂取すると、さほど大量ではないごく普通の量でも、激しい低血糖を起こすことがあります。

例えば、今までずっと炭水化物抜きをやっていたけど、お昼のみおにぎり1個を食べるようにした。

ところが、おにぎり1個で食後に耐え難い眠気が襲ってくる、といった例です。

 

症状で分けるなら低血糖症、副腎疲労の方とほとんど同じです。

ただし、その違いは普段から糖の量をかなり節制しているにも関わらず、少量の糖でも反応が激しいという点。

これも原因を特定するのは難しいのですが、もともと消化力も怪しいのに、糖質制限でドカンとタンパク質量と脂質量が増えてしまって、腸管機能が低下している可能性が高いと思われます。

 

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糖質制限・失敗しないために注意したいこと

糖質制限となると、タンパク質量、脂質量が増えます。

それに耐えうる消化管の持ち主ならよいのですが、どうもそうではないケースが多い。

 

いろいろな症状に消化管の炎症は絡んでいると思います。

宮澤先生によれば、CSA検査(総合便検査)をすると、本人に自覚(症状)がないのに炎症が起きているケースが多く、それは年齢の上昇と負の相関になるそうです。

つまり、年齢が40代、50代ともなれば、自覚(症状)はなくても消化管に炎症が起きている可能性が高いということ。

 

ご相談に見えられる方はほとんど女性という点も特徴的です。

もともとの肝機能の怪しいし、筋肉量もさほど多くない。

ということは、グリコーゲンもあまり貯金出来ない、

糖新生がもともと得意な身体ではなかった可能性が高い。

 

ほんでまた多くの人が、健康法信者パターンなんだよなあ。

「○○先生がFBで言っていたので」

「本に書いてあったので」

 

こういったケースで私の回答はいつも決まっています

「○○先生の身体とあなたの身体のスペックは同じですか?」て聞き返す。

 

よく考えてくださいな。

医学部の試験に合格して、毎日アホほど患者を診察して、土日はゴルフして酒飲んで、翌日もまた朝からハードワーク。腹回りもガッチリしてて筋肉もある。

そんなオッサンの肉体と、

30代・事務職・趣味はおうちでゴロゴロすること、みたいな女子の身体が一緒なんかね?と。

 

あと、糖質制限ガッツリ出来るということは、かなり真面目な方が多いという点もポイントです。

真面目な人って副腎疲労になりやすい、

もともと副腎疲労のベースがあって、そこに糖質制限というハンマーでトドメの一発を入れました的な感じ。

 

以前、お食事の写真を見せてくれた方がいて、お茶碗に白いものがこんもり盛られていました。

これは何ですか?と聞いたら「大豆です」と。

ご飯の代わりに茹でた大豆。ちょっとエキセントリック過ぎです。

 

最後はちょっとボヤッキーになりましたが、マクロビにしろ、糖質制限にしろ、それに適応しうる肉体であるかどうかは、血液データである程度分かりますので確認したほうが良いと思います。

現代人は圧倒的に糖が多いので、糖をコントロールした方が良いです。

でも(ある特定の病気の場合を除き)ゼロってことはあり得ない。

各々に応じた糖質量があるので、上手にコンロトールしてほしいと思う次第です。

 

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糖質制限の残念パターン・まとめ” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 叙々庵 より:

    言いたい事は分かりました。
    ただ、役に立つ対策が欲しい。

    1. 管理人 より:

      対策は個々人で違いますね・・
      だからこそ個体差をデータで診ることが出来る分子栄養学なんですけどね・・

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