【思春期のメンタル】男子より女子の反抗期がきつい理由

思春期・反抗期のメンタル

急激に身体が大人に変わる思春期のメンタルは不安定です。

理由は簡単で、身長がぐんぐん伸びる時期には、亜鉛やその他のミネラル・ビタミンが骨の細胞分化にどっさり持っていかれます。

 

生命体としての存続を問うレベルではありませんが、細胞レベルでは栄養素の奪い合いが起きています。

脳の神経細胞が必要とする分は後回し、もしくはカツカツで自転車操業です。

お小遣いで買い食いやスナック菓子・ファーストフードに目覚め、腸内環境も悪化します。

親や学校の先生の言うことを落ち着いて聞いていられる細胞の状態ではありませんから、

行儀よく真面目なんて出来るわけがありません。

校舎の窓ガラス壊してまわったり、

盗んだバイクで走り出したりするわけですな。

女子の思春期が危機的状態の理由

私の記憶だと、反抗期のメンタルのゆらぎは男子より女子のほうがキツいと思います。

(男子のほうが子供っぽいのでメンタル面での成長が遅いという面もあるでしょうけど。)

女子の思春期のメンタルクライシスには、分子栄養学的な理由があります。

女子は13歳くらいで初潮を迎えると、突然鉄の喪失が開始します。

 

1回の生理で経血によって失われる鉄の量は、およそ30mgです。

1日あたり平均 1.0mgの鉄を、突然失い始めるのです。

何もしていないのに、急激に栄養状態が変化し始めます。

この変化は男子にはありません。

例えば、男子と女子、同じ量の食事をとっていたとしても、女子の鉄不足は確実に進行します。

 

男子の鉄の損益計算書です。

1日あたりに失われる鉄は1mgなので、食事から1mgが入ってくれば収支はトントン。

 

女子の場合。1日あたりに失われる鉄は2mg、男子の倍量!

1日あたり1mgの赤字!

さらに、中学生になって部活動でスポーツを始めると、汗で失われる鉄も増加します。

バスケットやバレーなどをやり始めると、着地の衝撃で赤血球が壊れて、貧血が亢進しやすくなります。

これを溶血性貧血と言います。

あと、急に自分の外見が気になりだすお年頃です、

体重の変化に敏感になり、ダイエット目的で無駄に食事を減らそうとしたり。

中学生女子は鉄不足が亢進して、メンタルクライシスになりやすい状況がたくさん出揃うことになりますね。

 

反抗期のメンタルと栄養状態

もし、生理が始まる前の幼少期に、胃腸機能もしっかり成長していて栄養状態が良ければ、

反抗期のエネルギーは外に向かいます。

メンタルは荒れ気味になり、無意味に家族にイライラ当たったり、モノに当たったり。

 

幼少期に、胃腸機能の成長もショボくて、栄養状態がアレな場合は、

外に歯向かうエネルギーがありませんので、反抗の矛先が内側(自己)へ向かいます。

自傷行為や引きこもり、不登校、思春期のうつ病、etc.

栄養状態の変化とメンタルの状態が密接に絡んでいることを理解していれば、

こういった変化も理解できるので受け止められると思います。

 

外向きの反抗をする子だったら、たぶん胃腸機能と栄養状態はまだマシでしょうから、

レバーとか赤身のお肉をしっかり食べさせて、あとは放っておく、

内向きの反抗(自分を傷つけるタイプ)の子だったら、

それまでに鉄の貯金が出来なかった原因がどこかにあります。

(胃腸機能の低下とか、腸内環境の悪化とか)

 

自分も経験があるのですが、思春期の女子ってやっかいです。

「やっかい」な理由の一つに鉄不足は絶対に絡んでますので、

ダイエットなど気にせず鉄分の多いお肉をしっかり食べてくださいませ。

 

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