【体験レポート】水素ガス吸引体験記!脳のダメージを修復する水素吸入

水素の効果

水素と言えば、水素水が有名になりました。

しかしながら、昨年12月に国民生活センターが水素水にほとんど水素は入ってませんからねーと発表したせいで、すっかり胡散臭いモノ確定になってしまった感があります。

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」-「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です-

これは水素まがいの健康オタ向け商品がいっぱいあるから注意してねー、ということで、水素自体の効果が否定されたわけではありません。

水素はガスなんですぐ抜けちゃうってのが難点で、そもそも水素水として飲んで、どんだけ胃が吸収してくれるかも謎ですしね。

水素の還元力を体内で発揮させるにはちと疑問が残る方法ではあります。

 

水素サプリメント

水素はサプリメントとしても販売されています。

実は10年位前、水素がまだ今ほど話題になる前、水素サプリを試したことがあります。

当時、私が試した水素サプリメントはこれ▼

 

1ヶ月分が¥7,000
効果がよく体感できなかったので継続なし。

確かに還元力はあるかもしれない。
でも、これくらいのコストをかけるなら、それ以前にできることがある。
抗酸化対策なら、ビタミンC、ケルセチンあたりのほうがよほど費用対効果がありそうですしねぇ。

これでもし¥2,000とかだったら、続けてたかもしれませんが。
だって原料が焼きサンゴ(原価いくらだよっ・・)

これ以降、水素の還元力は認めつつも、あまり自分には縁がないよなーと思っていました。

水素吸引で強烈な脳のリラックス感を体験

先日、分子栄養学の症例検討会で、水素ガス吸引を試させていただきました。

水素ガス生成機「すいそ21」
見た目はホワイトのシンプルな箱型、日本家電にありがちなゴチャゴチャ感はなし。
デスクトップPCよりも小さく、タワー型サーバーくらいの大きさ、5kg程度。

経鼻吸引用のチューブ

チューブを鼻に装着して30分。水素吸引しながら授業を受けました。

チューブから水素ガスが出て、それを鼻から吸引するだけです。
臭いもなく、ただの空気吸ってる感じ。

変化が訪れたのは10分後くらいから。

始めは、なんだかリラックスしてるなーくらいだったのですが、途中から眠い!!
半端ない眠気で宮澤先生の話す内容が全く頭に入らない・・。

この分子栄養学の勉強会は、毎回刺激的で左脳をビシバシ刺激されますから、眠くなるなんてことは絶対ありえないのですが、全く集中でませんでした。
授業は動画でも配信してくれるので、復習可能なんで助かりましたが。

 

藤原紀香とか、水素水まがいもの疑惑とか、なにかと胡散臭い水素ですが、実は水素の効果は医療現場では認められております。

「水素吸引」は厚生労働省も先進医療として認めた治療法なんです。

第2項先進医療 【先進医療A】 厚生労働省より抜粋します。

68 水素ガス吸入療法

心停止後症候群(院外における心停止後に院外又は救急外来において自己心拍が再開し、かつ、心原性心停止が推定されるものに限る。)

成人院外心停止後患者のうち、自己心拍再開後も昏睡が持続する患者を対象とし、集中治療室で18時間2%水素添加酸素を人工呼吸器下に吸入する。この間、ガイドラインに準拠した集中治療を行う。主要評価項目は90日後神経転帰良好の割合とし、副次的評価項目は90日生存率、生存期間、modified Rankin Scale(mRS),GCS,およびMini-MentalState Exam (MMSE)とする。

心肺停止後に生き返っちゃった場合の後遺症を軽くするためだとか。

 

この分野、研究に成果を出しているのが慶応大学です。

水素には、脳細胞へのダメージを減らせる効果があるとのこと。

心停止後症候群に対して水素ガス吸入が脳障害を改善する効果を発見「慶應義塾大学医学部」

 

鼻腔からの吸引は脳にダイレクトに届くので、脳細胞への効果が高いらしい。

吸引中のあの猛烈な眠気は、脳から一気に酸化ストレスが除去されたのでしょうか。

交感神経が緩みすぎて、リラックス感最高でした。

 

ということで、水素水、水素サプリメントはよくわかりませんが、水素ガス吸引は効果すごそうです。

先の慶応大学のプレスリリースにも書いてありますが、大掛かりな装置や高度の医療技術を必要とせず、導入が簡単。
それでいて、心肺停止蘇生後の患者の予後の改善効果が高いのならば、もっと広まるべきかと。

お値段がそれなりに高い(定価¥780,000)ので、自宅用に買うことは躊躇しますが、自分でサロンとか経営してたらあってもよいなあと思いました。

 

 

この記事が気に入ったら 「いいね !」 してくれるとうれしいです

Twitter で