熊本阿蘇のおすすめスポットを旅してきたよ
わたしの郷里、熊本阿蘇をPNTトレーナーのみんなと旅行してきました。まりこさんが、旅行代理店もびっくりの完璧プランを作ってくれたので、満足度最高得点でした。
PNTトレーナーのメンバー8名とともに、わたしの郷里である熊本阿蘇を遊んできました。
薬膳梨楽★の首藤真梨子さんが、旅行代理手も顔負けのパーフェクトな旅程をプランニングしてくれました。
これから熊本阿蘇を訪ねる予定の方に大いに参考にもなると思いますので、ご紹介しておきます。
Day1 10:00 熊本空港ロビー集合 11:30 阿蘇大観峰 13:30 豊礼の湯(温泉&地獄蒸しランチ) 15:40 鍋が滝 17:00 瀬の本高原ホテル 18:30 ホテル夕食
Day2 9:30 ホテル出発 10:30 上色見熊野神社 12:00 高森田楽の里(ランチ) 13:00 白川水源 15:00 熊本空港
以下、お写真にて、元地元民が観光者になった目線でそれぞれのスポットを簡単にレビュー。
空港にみんなで集合したあと、ジャンボタクシーを貸切にして旅のスタート。
ミルクロードから大観峰。ここは私が実家へ帰るときに毎回通る道です。
子どもの頃から見慣れた風景ですが、何度通っても見ごたえあるなぁと感じます。四季折々、絶景です。
山の稜線が、仏様が横たわっているように見えるので「涅槃像」と呼ばれています。
「寝ても崩れないおっぱい。Fカップくらいですかね。」と、のぞみさん★。
言われてみれば確かにだいぶ巨乳。笑
大観峰に来たら、ぜひソフトクリームを食べてください。
阿蘇のソフトクリームは美味しいです。
おそらく、阿蘇小国ジャージー牛乳のカゼインはA1タイプではないかと。(←現在確認中)
βカゼインにはA1とA2、二つのタイプがあります。原種に近いジャージー種はA2タイプの牛乳であることが多い。
カゼインA2タイプの牛乳は、消化の過程で中毒作用のもととなるカソモルフィンを作りません。
子供のころから慣れ親しんだ小国ジャージー牛乳がこれ。昔から全然変わらないパッケージ。
次に向かったのが、豊礼の湯。
地元の人もよく通う公衆露天風呂です。
わたしが子供の頃は「わいたさん」と呼んでいました。
わいた温泉という名前は、おそらく「温泉が湧いたから」という安直なネーミングだと思います。
「豊礼の湯」なんて、小洒落た名前がついたのは、おそらく観光客が増えたせいではないかと。
この公衆露天風呂、すごい場所に存在してまして、目の前が超絶景です。
さすがに温泉の中では写真不可なので、Googleの画像検索で見てみてください→★
ここでは鶏肉や卵、芋などを買って、温泉の蒸気で蒸して食べることも出来ます。
塩だけで食べる鶏肉、これが美味しい!
温泉に入って、お腹を満たしたら、次に向かったのが「鍋が滝」
某お茶のCMのロケ地に使われ有名になったのですが、もともとは地元にひっそりと存在する水遊び場みたいな存在でした。
これだけ素晴らしいスポットを日常的に目にしている。そんな贅沢さ加減に気付いてない。地元民あるあるです。
滝の裏にも回れるようになっており、いわゆる映え動画、映え写真のスポットです。
鍋が滝は予約制です。突然行っても入れないので注意してください(2023年5月現在)
ホテルへ移動。今回のお宿は「瀬の本高原ホテル」
こちらのホテルも子供の頃からなじみがあります。
昔は「サンアイ」と呼ばれていました。
いわゆる昭和チックなホテルだったのですが、今の「瀬の本高原ホテル」になってから、すごく良くなりました。
黒川温泉は”お忍び旅行”的な雰囲気がありまして、カップルには良い旅館がたくさんあるのですが、みんなでワイワイ楽しむにはちょっと違う感。大家族や団体旅行でしたら、断然こちらのホテルがおすすめです。
ホテルの夕食にて。
二次会は部屋へ移動。
泊まり旅行のガールズトークは最高に楽しい!!
これがメインディッシュて感じですね。
さすがPNTトレーナーたちです。今回も深い話が出来て心がお腹一杯。
お誕生日の京ちゃんへお祝い。この日のために塩バタちゃんを用意してくれたちあきさん★の心遣い!さすが!
リアルで見るエクレア塩バタちゃん(←仮名称)は迫力満点!
良く見ると、「PNT」「くまもと」と入れ墨(⁉)があったり、眼鏡の塩バタちゃんがいたり、芸が細かい!笑
「お菓子のふじい」では分子栄養学をもとにした栄養価の高い補食用のスイーツの開発なんかもすすんでます。
社長のちあきさんとの出会いを語れば、大河ドラマとまでいかずとも朝の連ドラくらいにはなります。
感動秘話が一杯なんだよねぇ。
美味しいお菓子をいっぱい通販してます。グルテンフリーのお菓子も揃ってますので、ぜひウェブサイトのぞいてみてください。
翌日はあいにくの雨。
本来の予定では樹齢400年の「高森殿(たかもりどん)の杉」を見に行く予定でしたが、足場が悪そうとのことで、急遽予定を変更して、うちの実家へ行くことに。笑
ただの田舎の民家なんだけど、「聖地巡礼だー!」となぜかテンション上がるみんな。
数日前から「もしかしたら立ち寄るかも」と母には伝えてありましたが、高齢の母に負担かけないように、短時間だけ。
実家の神棚の前、わたしのご先祖にご挨拶後、記念撮影。
少女時代のわたくし、まさにこの座敷で座布団重ねてストーブつけて受験勉強しておりました。笑
半世紀近い時を経て、まさかこんな風に仲間を連れて来る日がくるとはね。ご先祖さまもびっくり。人生は面白いねぇ。
そして「上色見熊野神社」へ
ここはマジでやばいです。
ただならぬ雰囲気に一同大興奮。
荘厳で男性的なエネルギーを感じる神社でした。
ここも実は、地元民にはあまり有名では無かった場所です。
わたしも最近ネットで知りました。この近所にはよく行く機会もあったのに。
ジャンボタクシーの運転手さんも「あそこはなんもなかよ~」と言ってたくらい。
”近くにあると価値が見えない”とは、まさにこのこと。
パワスポ好きならぜひ行かれてください。
間違いなく唯一無二の霊験あらたかな経験となります。
上色見熊野座神社のすぐ近くに「田楽の里」があります。
お昼はこちらで田楽タイム。
こちらの田楽は、豆腐やこんにゃくを囲炉裏で焼いて食べるバーベキュースタイル。
この囲炉裏バーベキュースタイルが、観光客にウケて名物に。
最初のお店が出来た当時、わたしは小学生ぐらい。
当時、まだ存命だった祖父が「焼けるの遅い」だの、「寒い」だの、文句たらたらでお酒飲んでたのを覚えてます。祖父は「ザ・九州男児」笑
そのうち、何軒もの”田楽屋”が出来て、このあたり一帯が観光客でにぎわうようになりました。
最初の一軒目を作った方、ほんとにGOOD JOBです!
かわぶき屋根と囲炉裏、消防法やら、建築法やら、いろいろ超える壁があったと想像します。
”媚びる相手は地元民じゃなくていい、遠くから来てもらえる方に唯一無二の体験を提供するべし”、今となっては当たり前の観光マーケティングを、昭和のあの時代にやってのけた名もなき創始者に感謝と敬意を。
囲炉裏で田楽を楽しんだあとは、白川水源へ。
ここも観光地としてはテッパンですね。何度来ても良いですよ。
滾々と湧く美しい澄んだお水に毎回感動します。
「ペットボトルのミネラルウォーターよりも水道水が美味しい」これは熊本あるある。
わたしの学生時代、水道水がとにかく美味で、熊本のお水が美味しいのは、この白川水源のせいだと聞かされて育ちました。
今でも水道水が美味しいのは間違いないけど、昔のほうが3割増しで美味しかったように感じるのは回顧バイアスでしょうか。
白川水源のカフェでコーヒータイムを楽しんだあとは、空港へ。
いまこうしてこれを書いていても、主要な観光スポットを網羅する完璧なルートだったなと思います。
まりちゃんが事前に作ってくれた旅のスケジュール表。
人生で最初に阿蘇を楽しむなら、もうこの通りのルートで良いと思います。
自分が育まれた場所が、いかに魅力的で観光資源豊かな土地かも再認識しました。
心から癒される雰囲気、余韻を残す感動。我が故郷というバイアスを差し引いても、他の観光地とは何かが違う。
熊本阿蘇の素晴らしさは、黒川温泉の後藤さんの物語にルーツがあると思っています。
後藤さんの話は父からよく聞いていました。
”町おこし”という言葉も浸透していなかった当時、草の根的に住民の力で地元を盛り上げていったストーリーです。
税金使ってワッショイワッショイの箱物行政とは一線を画します。
我がふるさとが、こうして多くの人を魅了するのは、後藤さんのような、これまで積み重ねてきた人物の功績あってこそ。
Forbesに載るような大物ではないけれど、ある分野で突出したリーダーとなり、関わる人々が未来永劫幸せと豊かさを感じる社会へ、その種をまくこと。わたしもそういう人物になるぞ!
PNTトレーナーの教え子たちとのアクティビティは、わたし自身の原点回帰の旅でもありました。
みなさまの阿蘇旅行の参考になれば嬉しいです。
おまけ
まりちゃんの作った告知用のアイキャッチが秀逸。天才かっ!