肩の痛みが治る人と治らない人の違いは自己効力感(セルフエフィカシー)

肩の痛みが治る人と治らない人

まごめじゅん

肩の痛みが治る人と治らない人の違いはその人の考え方、心の持ち方だった!という論文のご紹介。

同じ治療を受けていても、痛みが治る人と治らない人は何が違うのか?半年かけて800名以上を調べたところ、”心の持ち方”が違っていたよというガチなレポートがあります。

Self-efficacy and risk of persistent shoulder pain: results of a Classification and Regression Tree (CART) analysis., OI:10.1136/bjsports-2018-099450

心の持ち方がどう違ったのか?

一言でいうと「セルフエフィカシー」だったとのこと。

セルフエフィカシー(Self-efficacy、自己効力感)とは、カナダ人心理学者バンデューラが提唱した概念の一つで、「ある状況において自分が必要な行動をうまく遂行できる、自分の可能性を認知している」という意識です。

心理学用語を正確に理解するには、それなりの学習が必要ですが、この場合のセルフエフィカシーとは「自分でなんとかするぜー!」的な意気込み、考え方だと思っていただいてオッケー。

「症状は自分が作ったから、自分で消せる!自分で消すのだ!」という感覚、「自分で自分を信じる力」とも言えます。

『セルフエフィカシーの強い人は、半年後に痛みが大きく改善していた。』

結論だけ見ると至極納得で、特に新鮮な驚きはありませんが、普段見ている症例が真面目な論文になっているのを見て「おお」と嬉しくなりました。

心理的背景がどのように生理的反応を生じるのか?

生理学と心理学の接点、心の動きがどう身体に症状として現れるか?

最近のワタクシが重点を置いて研究している部分です。

「心の状態が身体の症状を作る」と聞くと、ピンとこない人もいるかもしれません。

でも、考えてみてください。

あなたが運転をしていて、目の前に子供が飛び出してきたとします。

あなたの身体では、①心拍が上がる、②手のひらや脇に発汗する、という反応が起きます。

心の状態が身体の症状を作るということは、スピリチュアルでもなんでもなく当たり前のこと。

不安や心配、諦めや無力感。

内側にある心の状態は、他者との比較が難しく、自分の感覚だと長年のデフォルト状態なので気付きにくいのです。

だからこそ、他者からの介入で効果が出る部分。

栄養療法に心理アプローチを入れたPNT(Psychological Nutrition Therapy)始動&指導してます。

来週の分子栄養学実践講座は、次期「PNTトレーナー養成講座」のプレセミナーやります。

第二期はどんな人材が飛び立つのか、楽しみです。

  

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