構造タンパクと機能タンパク【分子栄養学の基礎】

身体のタンパク質は2種類

今日は分子栄養学をお勉強
する人向けのおハナシ。

 

身体のタンパク質はおおまかに
2種類あると覚えます。

一つは構造タンパク質
もう一つが機能タンパク質

 

構造タンパク質は、文字通り、
身体の構成する構造となる
タンパク質のことです。

具体的には皮膚や血管、腱などの
コラーゲン、エラスチン、
髪の毛や爪を作るケラチンなど。

 

機能タンパク質は、何かの
機能を持つ働くタンパク質です。

身体の中で、化学反応や、
物質の輸送などの機能を
担っています。

例えば、ヘモグロビン、
アルブミン、消化酵素などなど。

 

初心者や素人さんは、
構造タンパク質
タンパク質だ」と認識
しやすいのですが、

機能タンパク質のほうが
タンパク質だといわれても
ピンとこない人が多いです。

 

さて、、

血液データを見たときに、
この構造タンパク質か
機能タンパク質か?
という見方で分類して
みます。

 

アルブミン
これは栄養素や水分を
運ぶタンパク質なので
「機能タンパク質」

AST、ALT、LDH、ALP、
これらは代謝酵素、
「機能タンパク質」

コレステロール
脂質を運んでいる
運搬タンパク質なので
「機能タンパク質」

尿素窒素クレアチニン
これは微妙だけど、たぶん・・
「構造タンパク質」のほうが
多く反映されてると思う
(注意、タンパク質の分解物
なので、タンパク質そのもの
ではないです)

ヘモグロビン、フェリチン
これは鉄を運んだり、保護
したりするタンパク質なので
「機能タンパク質」

 

採血データ全体を眺めると、
機能タンパク質のほうが
圧倒的に多いですね。

素人さんは、これらデータが
タンパク質を表しているとは
思ってない人が多いのです。

 

例えば、採血の項目には
「鉄」と書いてあっても、
鉄の粉が血管の中を流れて
いるわけじゃあない。

トランスフェリンという鉄専用の
タンパク質とくっついて血液中で
存在してます。

つまりデータ上の数値は
正確には、鉄というよりも
「トランスフェリンという
タンパク質の数」
とみなしたほうが正しい。

 

コレステロールもそうです。
脂が血液に溶けて流れる
わけがありません、
リポプロテインという
脂とくっつくタンパク質に
くるまれた状態で血液中に
存在します。

だから、データ上の
コレステロール値は、
脂を抱えた「タンパク質
の数」なのです。

 

多くの採血データの項目が、
実はタンパク質を表す
ということに気付いてほしいな
と思い記事にしてみました。

 

今日のポイント

・人間のタンパク質は
おおまかに2種類がある
構造タンパク質
機能タンパク質

・採血データでみる項目の
多くが実は「タンパク質

 

この記事が気に入ったら 「いいね !」 してくれるとうれしいです

Twitter で

現在募集中のセミナー

 

【ZOOMオンラインセミナー!募集中】 9月22日(祝・火)初心者におすすめ!身体が変わる栄養学『分子栄養学のきほんを学ぶ』

【臨床分子栄養医学研究会主催】  お得な期間限定サービス! 16本の動画講座が見放題!「まごめじゅん特選オンライン・コース」