がん細胞に勝つ免疫とは?採血データの読み方

がん細胞に勝つ免疫とは?採血データの読み方

白血球の分画で
自律神経のバランスが推測できます。

詳しくはこちら(↓)を読んで
いただくとして。

【ガンになりやすい人とは?】白血球の分画で分かるストレス状態 | ビタミンアカデミー
白血球の分画で分かるストレス状態 分子栄養学的な白血球の分画の判断についてです。 白血球の分画で自律神経のバランスを推測することが出来ます。 まず、ざっくりと「リンパ球が30%以下、好中球が60%以上だと交感神経優位」と覚えておきます。 これを前提にこちらのデータを診てみましょう。 2012年2月のデータは「好中球60、リンパ球29」自律神経のバランスは良いのですが、 同年11月は「好中球76、リ

今日は白血球について。

最近凝ってる(?)
平良先生のセミナー
がん治療における免疫より備忘録です。

まず血液細胞について簡単におさらいです。

血液の中を流れる細胞だから
血液細胞。ひねりなし。

 

このうち「免疫細胞
と言われるものが白血球です。

白血球以外は、赤血球と血小板
種類が少ないので覚えやすいのですが、

白血球は敵から守る免疫部隊なので、
職種がいろいろ多すぎて混乱しがち。

これはしょうがない。
だって例えば、一口に警察官と言っても
犯罪科もあれば、マル暴もあり、
麻薬取締官もありといったように、

それぞれの持ち分があって協力して
国の安全を守られている、

コソ泥もいれば詐欺師もいる、
暴力団、スパイ、テロリストなど、
敵の種類に合わせて専門性を高めるのは、
国を守るうえで必要な仕組みですから。

 

泥棒や変質者など、見た目で
分かりやすい敵と戦うのが好中球

白血球の分画というところを見てみてください。
好中球がもっとも数が多いです。
健康な人はだいたい55%~60%
程度だと思います。

好中球は、ばい菌など、
比較的分かりやすい敵と戦ってくれます

ところが、がん細胞の場合は、
元が正常細胞だから
一見、敵かどうかが分かりません。

いわば、スパイやテロリストのよう。

そういったときに威力を発揮するのが
特殊部隊のリンパ球たち。

がん細胞に対してはこのリンパ球が
重要な働きをします。

 

がん罹患された方は、
好中球の割合が増えて、
リンパ球の少ない方が多いです。

2年前に甲状腺がん(ステージⅠ)
と診断された方、好中球が73.2%。

 

平良先生のメソッドによると、
リンパ球が1800を超えてから
抗がん治療に入ることが望ましい
とのこと。

この方のリンパ球の計算値は

6840 × 20.8% = 1423

1800に届きません。

 

手元のデータをざっと見てみましたが、
1,800というのは健康な人でもハードルが高い。

例えば、健康的な基準値
以下のようなサンプルデータの場合、

白血球 5,000
リンパ 30%

リンパ球の計算値は1,500です。

5,000 × 30% = 1,500

抗がん治療に理想的と言われる1,800
まで上げるとなると、リンパを 36%にするか
白血球が 6,000になる必要があります。

 

まとめ。

がん細胞に勝つ免疫をデータで判断する目安は

「白血球(数) × リンパ球(%)」

抗がん治療する場合の理想的なリンパ球は1,800
健康な人は1,500をキープするのが望ましい。

 

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