【痩せ過ぎ解消・太るための方法】食べても太らないは問題あり!?

食べても太れない体質の問題点

「食べても太らない人」がいます。
今日はそんな「食べるのに痩せてる人、太れない人」についてです。

有名ブロガー「イケハヤさん」が食べても太れないことを記事にしていたので、ちょっとこれをネタに診断にチャレンジしてみます。

167cmで48kgです。「太れない体質」なんです。

BMI17だそうです。かなり痩身です。

イケハヤさんの場合、「うどん3玉ぺろり」と言ってます。
おそらく食べてるさきからインスリンがジャブジャブ出ているのかと思われます。
血糖値の動きが荒く、コルチゾールを消耗するので、筋肉がつきません。(もう見た目で明らかですが)
HbA1c、Gアルブミン、1.5AGの値を見てみたいです。

 

解糖系に頼っているのでエネルギー効率が悪い代謝であることが想像できます。

空腹に強いか、すぐお腹が空くか、どちらか極端なはずです。
空腹に強い場合は、自分の骨格筋を壊しながらエネルギーにしているタイプです。年齢がいくほど筋肉の薄い身体になっていきます。
すぐお腹がすく場合は、血糖値の乱高下が激しいため、感情の起伏、揺らぎが大きくなります。

ビタミンBの消耗も激しいはずです。
解糖系に頼っているのでLDHあたりの数値もたぶん低いと推測されます。
胃腸もあまり丈夫ではない。
となると首、肩の緊張も強いはずです。
イケハヤさんはかなりのなで肩ですから、子供のころから胃腸が弱く、首肩周りの緊張が抜けない人だったんではないでしょうか。

 

筋肉で身体を支えてませんので、アドレナリンが強いタイプでしょう。
あの炎上スタイルも、アドレナリンファイターだと思えば納得ですね。
こういった人の場合、むしろ炎上の中にいないと、落ち着かないはずです。
子供であれば、いじめっ子かいじめられっ子のどちらか。

スタミナがないことは想像にたやすいので、東京での通勤は地獄だったはずです。
まあ彼の場合、そう自白してますけどね。

「風邪をひきやすい」とおっしゃってますので、抵抗力が弱く、暑さ・寒さ・ストレスに敏感なタイプでしょう。

粘膜も弱そうなので、もしイケハヤさんが東京で消耗していたら、中年以降でIBS(過敏性腸症候群)GERD(逆流性食道炎)なんかになってるのではなかろうかと思われます。

 

そしてもうひとつヒントが。
「総じて粗食」と書いてある。
おそらく脂質タンパク質が不足しています。
これも痩せている人に特徴的なことです。
消化酵素や胆汁の分泌が悪いので、高タンパク食や脂ものが苦手で、粗食の方が身体が楽に感じるのです。

 

「食べても太らない、太れない」タイプの人は、健康診断でひっかかることがありません。

いっけんメリットのような気がしますが、スタミナがなく、常に不定愁訴を抱えやすくなり、病気の回復力にも差がでてきます。

中年以降にタンパク質不足で虚弱が進むので、どこかの時点でタンパク質を消化吸収できる体質に路線変更しておくほうが、なにかと健康上の防衛策になります。

痩せ過ぎの人が太るための方法論

太れない人は高確率でお腹が弱い。特に胃です。やはり塩酸ベタインがファーストチョイスになります。
お肉の消化にもたついているようであれば消化酵素の補充も。
食べても太れない人が、食べる量を増やしても、胃腸が追いつかない人がほとんどなんですね。

同時進行でココナッツオイル、ギー、ラードなど、サラダ油に頼らない良質の脂質を増やすことが必要でしょう。
良質の脂質が不足すれば、細胞膜は弱くなりますし、胆汁も出ません。
動物性のタンパク質を増やし、炭水化物を減らすのは必須ですが、急に糖質を減らすと余計に疲れやすくなるので、段階的に高タンパク食にシフトしていくほうが良いと思われます。

 

緊張が強いタイプで、胃腸の張りが強ければ百草丸もおすすめしたいところですね。

「百草丸」がストレス・副腎疲労に効く!過食防止サプリ「リローラ」と成分が同じ件 | ビタミンアカデミー
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食べても太らないは自慢にならない

BMIは23〜24、やや太めが抵抗力も強く、若く長生きであると医学的に結論が出てます。

実は私がイケハヤさんと同じ、食べても太らない体質でとても悩んだので、デメリットをよく熟知しています。

スタミナも不足するし、抵抗力も弱くなりがち。
タンパク質不足で細胞の抗炎症力が低下するので、アルツハイマー含めいろいろな病気のリスクが上がるんです。

 

痩せの大食い、その「食べるもの」がたいていの場合「炭水化物」なのも特徴的です。
以前の私もパスタ100gなんて余裕、ラーメンは替え玉がデフォでしたので、イケハヤさんの「うどん3玉」というのもよく理解出来ます。

何かしら内分泌系に乱れがあり、血糖値コントロールがうまくいってない証拠でもあるのです。

40代以降は解糖系ではなくミトコンドリア系にエンジンを移すのがアンチエイジングの基本なので、元気な中年以降の人生を楽しみたいなら「痩せの大食い」は早々に返上したほうがよろしいのです。

イケハヤさんの場合は、まだお若いので、目立った不調にはつながってないようですが、30代のうちに体質改善に取り組めば、健康的な40代、50代を楽しめるかと思います。

 

体質的に痩身の人を健康的に太らせるのはなかなかたいへんなんです。世間は痩せたい人が大多数なんで、この苦労を知る人は少数派なんですが、私の場合は消化サポート、胃腸ケアで4kg増量できたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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