サラダ油は炎症促進、アルツハイマーのリスク高!
南雲医師も「命の食事」で繰り返し述べてます。’油’の選択の重要性。
南雲医師曰く、サラダ油はサラダにかけるから、サラダ油であり、加熱調理に使うべきではないと。
一般に炒め物、揚げ物に使われるサラダ油は、コーン油、紅花油、大豆油がメインでオメガ6が過剰、オメガ3との比率が著しく悪いことから細胞が炎症を起こしやすくなります。
スーパーで安売りされているコーン油、紅花油、大豆油の原料はほとんど遺伝子組み換え、溶剤抽出法であり、高温加熱して変性するとヒドロキシノネナールが発生。
このヒドロキシノネナールが脳と体を酸化させ、脳の海馬という部分を萎縮させて、もの忘れやアルツハイマー病、脳血管性認知症の原因となるそうです。
不飽和脂肪酸だからヘルシーというのは、製油会社のプロパガンダ、
非加熱ならともかく、加熱調理にサラダ油は非推奨であります。
加熱調理には使用すべきオイルは何?
今まで不当に悪者扱いにされてきた飽和脂肪酸ですが、実は人間には大切な脂肪酸であり、不自然に溶剤抽出され加工されたサラダ油よりも100倍マシだよね、というのが最近の栄養学の考えであります。
南雲医師も推奨してますが、おすすめは加熱しても酸化・変質しにくいラードとバター
毎度お馴染み高品質な月島食品のラード
これでトンカツ揚げると最高に美味しいです。
《月島食品》最高級ラード【450g】 |
そして、バターですが、加熱調理用として「ギー」はかなりおすすめです。
グラスフェッド(牧草牛)で育った乳牛のミルクから作られたギー
遺伝子組み換えフリー、ホルモン剤フリー
こちらの商品です
↓ ↓ ↓
Pure Indian Foods, Cultured Ghee, Grass-Fed & Organic, 15 oz (425 g)
ギーはバターを蒸留し不純物やカゼインを取り除いてあるので、安定性が高く常温保存可能。
インド医学のアーユルヴェーダでは、ギーは熱(炎症)を抑え、消化力は上げるとされています。
バターだと、カゼインが多いせいか、すぐ焦げて’バタ臭い’仕上がりになるのですが、ギーはサラッとしていて使いやすいです。
上記 pure indian foods社のギーには、発酵乳(cultured)と、普通のバターから作られたものと2種類あって、非発酵のタイプだと少しお安い。味は変わらないと思われます。
Pure Indian Foods, Ghee, 100% Organic Grass-Fed, 15 oz (425 g)
オーガニックギーは日本にも売っていますが、納得できる商品はドイツ製のこれくらい
250gでこのお値段。需要がまだまだのせいかちょっとお高め。
オーガニック ギー |
もちろん安定性が高く、カプリル酸リッチのココナッツオイルも加熱調理に一押しです。
サツマイモやカボチャ、タイ料理にはココナッツオイルで。
ラード、ココナッツオイル、ギー以外のおすすめ加熱用オイル
ラード、ココナッツオイル、ギー、この3種で日常調理の8割はイケます。
それ以外は鹿北精油のオーガニック・非遺伝子組み換えの菜種油を使用。
スーパーで安売りのキャノーラ油よりはかなりマシです。
鹿北製油 国産 なたねサラダ畑 650g (菜種油・菜たね油・なたね油) 10P27May16 |
万能なオイルは無し!脂肪酸はバランスとバリエーションを考える
脂質について勉強しておりますが、「この油で決まり!」という1本はありません。
油と一口に言っても、その脂肪酸の組成は様々で、いくら健康に良いという油でも、一種類に頼っていては脂肪酸の構成としてバランスが悪くなります。
加熱に向くのか、非加熱に向くのか、保存方法は?などの特性をよく理解し、飽和脂肪酸も、不飽和脂肪酸も、良質の油をバランスよく摂取するのが、アンチエイジングな身体作りの基本かと。
もちろんトランス脂肪酸は撤廃で。
オリーブオイルも加熱調理には向きません
油は良質のものを多品種で、調理特性によって種類を分けましょう。