独立・起業するために必要なこと
「分子栄養学カウンセラー
として独立できますか?」
と良く聞かれます。
「出来ますよ!」と答えると
「まごめ先生は出来る人だから
独立できたんでしょ?」
「私は出来る人じゃないから
無理です。」とお答えになる。
結論から言います。
独立して仕事をするのに
「出来る人」になる必要はありません。
ではどんな人であればよいのか?
独立・起業するのに必要なことは
「愛される人」になることです。
独立・起業は「愛される人」になること
「愛される人」とは、
カリスマ性があるとか、
人気があるとか、そんな
敷居の高いことではありません。
もっとハードルの低いことです。
この場合の「愛される人」とは、
もっと具体的に言い換えると
「自己開示できる人」です。
なぜ自己開示なのか?
なぜなら人は”ストーリー”に
惹かれるからです。
ご自身がサービスなりモノを
買ったときのことを
思い出してみてください。
なぜそのモノ・サービスを購入したのか?
分析をしてみましょう。
そのモノ・サービスを買う理由は
機能や利便性だけじゃなく
「誰から買うか」のほうが
より重要で購買の強いきっかけに
なることに気付いていますか?
同じモノ・サービスであれば、
自分が惹かれるストーリーが
ある人から買いたい
これが現代の消費のスタイル
おそらく、ポストコロナの
感性主義の時代にこの傾向は
より強くなっていくでしょう。
お金が動くのは、人の心が動いたとき
お金が動くのは、
モノ・サービスが欲しい時ではなく、
人の心が動いたときです。
モノ・サービスに付帯するストーリーや、
それを売っている人のストーリーに対して
人々の心が動くのあって、
そのモノ・サービス単体で
勝負する時代は終了しています。
もちろん、
モノ・サービスのみで勝負する
ビジネススタイルも存在しますが、
それは大量消費、価格競争の世界。
お金が動くのは「人の心が動くとき」です。
人の心を動かすのは「ストーリー」です。
自己開示をすることで
「ストーリー」が人々に伝わり、
そのストーリーに魅せられ、
そこにお金が集まってくる。
これが「感性時代」の消費スタイル
であることは誰もが認めることです。
自己開示できる人とは?
「愛される人」とは
「自己開示できる人」でもあります。
では「自己開示できる人」とは
どういう人かと言うと、それは
「自分で自分を愛している人」なんです。
自分を愛している人は
他人の評価を気にしませんから、
躊躇なく自己開示が出来ます。
自分を良く見せたり、
偽る必要がありません。
「私ってこんな人。」
「こんな失敗をした。」
「こんなことを感じてる。」
自分を見せることに
気負いがないのです。
自分を愛する人は
人からも愛される。
独立・起業するには「自己開示」
に躊躇しないことです。
「自己開示」することで、
ストーリーが人に伝わり、
そこに経済活動が生まれます。
分子栄養学実践講座の「ストーリー」
今日は分子栄養学実践講座
第14期の東京会場の最終日、
「分子栄養学認定カウンセラー」の
試験日でもありました。
試験を受けられたみなさま、
おつかれさまでした。
私は、この最終日の試験後に
行われる宮澤先生のお話が
毎回とても楽しみです。
今日は、宮澤先生ご自身が
どのように栄養療法と出会い、
なぜ実践講座のような勉強会を
主催することになったのか?
宮澤先生ご自身のストーリーが
よく分かるお話でした。
いつもながら良いお話でした
宮澤先生のストーリーがあるから
受講生がここにつながっています pic.twitter.com/dJf5MzN181— まごめじゅん (@plus_jun) July 12, 2020
こういったストーリーが
人々を惹きつけ、数ある
分子栄養学の勉強会の中から
「ここで学びたい」
と思わせてくれるし、
「ここで学ぶことの誇り」
を感じさせてくれる。
だから、多くの人が実践講座に
籍を置いて、継続的に学びを
続けているのだと思います。
勉強会の設立当初から一貫して
サプリメントの販売などは行わず、
サプリメントがなぜ効かないのか?
根本原因、問題点にフォーカスする、
その理由も、宮澤先生ご自身の
ストーリーがあるから。
その背景が良く分かるお話でしたね。
第14期「分子栄養学カウンセラー認定試験」を受けられた方へ
今日、試験を受けられた方、
分子栄養学カウンセラーとして
独立を考えている方、お仕事に
分子栄養学を活かしていく方、
みなさんそれぞれに素晴らしい
ストーリーがあるはずです。
ビジネスにおいて「出来る人」
を目指す必要はありません。
もちろん「出来る人」として
稼いでいる人はいます。
でも「出来る人」ではない人も
十分稼いでいます。
ビジネスにおいて必要なことは
「愛される人」であること。
自分のストーリーとなる
治療経緯、体験、想い、etc.
そこに惹かれた人との交流が
仕事に繋がっていくことでしょう。
自分自身を愛して、
自分のストーリーを大切に。
そして分子栄養学とともに
さらにご自身の魅力的な
ストーリーを紡いでいってください。