ビタミンB12の吸収はちょっと変わってる【動画編】
パワポを動画に出来る機能。
使ったことはなかったので、
テストで作ってみました。
「ビタミンB12の吸収について」
をテーマにさくっと2分半、
ついでにYoutubeチャンネルも作成
チャンネル登録してもらえると励みになります。
ながらく栄養を勉強していると、
「そもそも、なぜそうなのか?」
という疑問を感じることが
よくあります。
それをメモした「まごめノート」
という手帳があるのですが、
ビタミンB12の吸収について、
まごめノートには
「なんで小腸の末端やねん」
とメモしてあります。
しかも、なぜわざわざ内因子で
梱包すんの?
数あるビタミンの中でも
かなり特殊な吸収形態です。
これに、何か生物学的な
理由があるのではないかと。
例えば、鉄の吸収。
鉄を吸収する専用の玄関は
十二指腸のちょっと先ぐらいに
多く発現することが分かっています。
小腸はすんごく長ーい臓器なのに、
なぜわざわざ小腸の上部に
吸収する玄関を作ったのか?
ご存じのとおり、鉄は
悪い細菌の餌になりやすいミネラル。
サプリメントなどで、
鉄を過剰に摂取すると、
うまく吸収できなければ、
ディスバイオーシス
(腸内環境の悪化)を招きやすい。
ですので、人間の身体は
消化管の上部に、
鉄を吸収する細胞を集中させて、
細菌に横取りされるリスクを
減らしたんだと思われます。
人間を作った神様に
確認したわけじゃないけどね、
たぶんそんな理由なんだろうね
というのが、とても納得できる
わけですよ。
ビタミンB12も、このような
特殊な吸収形態をとるのは、
何かしら理由があるはずだ、
と推測しております。
さて、それが何なのか?
いまだ納得できる推論には
行き当らず。
どなたか、なにか情報を
お持ちでしたらぜひ共有して
いただけれるとありがたいです。
吸収形態も変わってるけど、
ビタミンB12の形も
相当個性的なのです。
葉緑素のクロロフィルとか
ヘム鉄にもそっくりでかっこいー。
ビタミンB12が不足すると
巨赤芽球の赤血球となります。
かなり前の記事ですが、
どうぞご参考ください。
【貧血】胃酸が出てるかどうかが分かる? MCV(平均赤血球容積)の読み方 | ビタミンアカデミー