『腸管と亜鉛』
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【セミナー開催レポート】奥平先生とコラボ「腸管と亜鉛」 | ビタミンアカデミー
奥平先生と言えば「テケジョ(鉄欠乏女子)」
ですね。
日本人女性はほとんどが
鉄欠乏によるなんらかの症状を抱えており、
鉄の重要性が認知されていない状況だった
わけですが、奥平先生のこの一冊が革命を
起こしました。
この本ですが、データの読み方から、
漢方の使い方、食事の改善方法に至るまで
これ一冊で栄養療法のいろはを
すべてカバーする内容です。
最新版のこちらは、さらに分かりやすいですよ。
栄養療法こじらせ系がやりがちな
炎症型の貧血についても丁寧に
解説してあるのがすばらしい!
奥平先生のお話は、素人にも分かりやすく、
物腰の柔らかい雰囲気は
本に出てくる漫画の通りです。
今回は懇親会もありますから、
ぜひ参加してください!
奥平先生の隠れた魅力をお伝え出来る
貴重な機会になると思います。
7月7日のセミナーでは、
奥平先生には「亜鉛」について
私は「腸改善の方法」について
講演します。
ほとんどの病態は腸に原因がある
と言っても過言ではありません。
「腸」の状態が、そこそこ悪くない方は
栄養療法の治療成績もよいです。
もし、腸に炎症があったり、
腸に悪い菌がいたりすると、
どんなに食事を改善しようが、
高級なサプリメントを入れようが
治療は頭打ちですからね。
腸のケア 基本の「4R」
ちょっと難しい話ですが、
栄養療法では、腸のケアには
以下の4つの「R」に集約される
とされています。
① Remove(取り除くこと)
腸に有害なものを取り除く
例えば、小麦グルテン、食品添加物、
人工甘味料、リノール酸、
カンジダ菌、有害ミネラルなど
② Replace(補充する)
腸に必要なのに、足りて
いないものを補充します。
消化酵素、胃酸、胆汁酸など
③ Reinoculate(植菌する)
良い菌を入れて腸内フローラを
改善する。
プロバイオティクス(乳酸菌、酪酸菌など)
プレバイオティクス(不溶性食物繊維、
水溶性食物繊維、オリゴ糖など)
④ Regenerate(再生する)
腸粘膜を修復する材料を入れる。
グルタミン、ボーンブロススープ、
酪酸菌、亜鉛、ビタミンA
だいたいこの4つをカバーすると、
腸管の状態が良くなり、
栄養の吸収が良くなるはず・・
なんですが!実はもう一つ
とてつもなく大事なことがあります!
5つ目の「R」それは「Release」(解放)
それは「Release」(解放)です。
栄養療法の患者は、何かしら心に
問題を抱えていることが多い。
自己評価が低い、HSP、
精神的なトラウマがある、
自分軸で生きていない、
などなど。
さて、それをどう解放「Release」するのか?
私が心理セラピストではありませんので
心のケアはしません。
あくまで身体からのアプローチで
出来る範囲で「Release」に挑戦しています。
こういう場合は、これ。
こういう場合は、あれ。
これはこのケースには良いけど
このケースには使えない、etc.
どういったケースで
どういった効果が得られたのか、
昨今の法規制のもろもろがあり、
ブログでは書けないことが
多くなりました。
元患者側であった私だからこそ
お伝えできることをセミナーでは
お話しています。