ストレスとは何ぞや?
そこにストレスを定量的に計測する「ストレッサー表」が出てきました。
こんな感じのやつ(サムネです)
1968年に米国の精神科医によって発表されたものが元になっているのだそう。
結婚とか、個人的成功とか、喜ばしいことも、結構なストレス度合ですね。
ストレスの定義とはなんぞや?という疑問が出てきますが、簡単に言うと、「恒常性を乱すもの」は全部「ストレス」ということです。
この表では、主にライフイベントがリスティグされてますが、それとは別に、気づかないうちに身体が強いられているストレスがあります。
しかも毎日、毎日。
普通の人で1日3回、間食する人だと1日4、5回も。
原因は食事。
そう「血糖値」です。
血糖値の恒常性を保つことがアンチエイジングの基本
肉体は急激な変化を好みません。
身体は恒常性を保とうという働きがあります。
血圧にしろ、血糖値にしろ、急激な変化は死を意味するからです。
Nスペでも出てきましたが、精神的なストレスを与えられると、身体はアドレナリンやコルチゾールを出して対抗しようとします。
同じことが、どんぶり飯食べても、ケーキ食べても起こるんですよ!
血糖値が急に上がれば、インスリンが出て下げる。
急に下がれば、頑張りホルモンの「アドレナリン」ややる気ホルモンの「コルチゾール」が出動して血糖値を上げてくれる
だけど、血糖値を上げるのは、本来このホルモン君たちの本業にはあらず。
本業以外のところで働かせるブラック企業になってしまうと、戦うべきストレスに対抗出来なくなるという仕組み
ストレスによるコルチゾールの過剰放出は、鬱病の原因とのことで、Nスペではいかにコルチゾール出動の閾値を下げるか、という方法を紹介しておりました。
補足するなら食生活における注意点も足せばさらによろしいかなと。
血糖値は低すぎも高過ぎもよろしくなく、こんな感じで、80から150以下を、ゆるやか~に行ったり来たりするのが望ましいです。
そんな理想形を描ける人は、20%以下で、ほとんどの人が200くらいすぐ超えちゃうらしい。
(引用元「健常成人26人の5時間糖負荷試験の驚きの結果」)
「ストレスフリーな生活」=「血糖値を急激に上げない、下げない」
ということで、空腹にスイーツとか、スポーツ後や風呂上がりにスポーツドリンクぐびぐびとか、身体的にはかなりきついストレスです。
夏の風物詩、鰻重
大好物なのですが、こと血糖値に関してはなかなか手強いです
高確率で食後にグルコーススパイクを感じるので、食べたあとゆっくりお昼寝するくらいの覚悟が必要
ストレスフリーのために、血糖値はゆるやかに上げてゆるやかに下げるべし
すなわち、
食物繊維の多い食事、精白度の低い主食、酢の物・スパイス(血糖値の上昇を抑える効果)などなど
例えば、シナモンや生姜は、血糖値を下げる作用がかなり強い食品の代表です。日常的に取り入れる
あと、よく噛む、なんてもの血糖値の上昇をゆるやかにするので、たいへん好ましい習慣。
ちなみに、
一時期、アガベシロップが血糖値を上げないともてはやされておりましたが、アガベの糖はフルクトースで、血中で分解されずに肝臓に直行するから血糖値を上げないだけで、脂肪肝の原因になることが指摘されております。
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食べることが、実は身体にストレスを与えてるというのは、糖質氾濫社会の現代では知っておいたほうが良いです。
ストレス解消として「やけ食い・どか食いに走る」てのはありがちですが、一時的な’精神的ストレス’の解放感は得られても、身体的にはかなりストレスを与えているってことをお忘れなく。