中鎖脂肪酸(MCTオイル)が脂肪肝を予防する

中鎖脂肪酸(MCTオイル)と脂肪肝

まごめじゅん

中鎖脂肪酸、どうやら脂肪肝の予防に使えそう。

中鎖脂肪酸が脂肪肝予防、脂肪肝改善に役立ったというデータのメモです。

中鎖脂肪酸で脂肪肝、胆汁うっ滞を予防

中鎖脂肪酸が、患者の脂肪肝、胆汁うっ滞を予防した。

静脈栄養(TPN)の合併症である胆汁うっ滞、脂肪肝、肝機能障害のリスクは、中鎖脂肪酸を使うことで回避された。

Changes of hepatic morphology during parenteral nutrition with lipid emulsions containing LCT or MCT/LCT quantified by ultrasound., JPEN J Parenter Enteral Nutr. Nov-Dec 1991;15(6):601-3.

静脈栄養(TPN)って心臓近くの太い静脈に点滴して栄養入れる方法です。

男性14名の患者に、長鎖脂肪酸のみのグループと、長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸のミックスのグループ、それぞれ7日間で比較したら、長鎖脂肪酸のみのほうは、脂肪肝が進んじゃったとのこと。

ココナッツオイルでコレステロールの値が改善

BMI30程度のちょっとぽっちゃりさんに実験してもらったら、ココナッツオイルで善玉コレステロールが増えて、悪玉コレステロールとのバランスが改善。

20〜40歳の40人の女性(腹部が88cmを超える)を2つのグループに分け、片方のグループには30mLの大豆油、もう一方のグループには同量のココナッツオイルを12週間にわたって毎日摂ってもらう。

ココナッツオイルは、LDL/HDL比が改善させ、内臓脂肪の減少を促進した。

Effects of dietary coconut oil on the biochemical and anthropometric profiles of women presenting abdominal obesity., Lipids. 2009 Jul;44(7):593-601.

ビフォーアフターのデータもあった。

大豆オイルとココナッツオイルを比較すると、

  • ココナッツオイルは、HDL(善玉コレステロール)がアップ↑
  • ココナッツオイルは、LDL/HDLの比率が改善
  • 体重、BMIは大差なし

体重が変わらず、コレステロールが変化。

肝臓で合成されたLDLが使われずに渋滞すると、脂肪肝になります。

どうやら、中鎖脂肪酸は胆汁うっ滞を改善して、LDLコレステロールの代謝を改善させるようですね。

1日あたり30mlということは、大匙2杯。無理のない量だし。

やせ型の脂肪肝の人ではまた話が違ってくるかもしれませんが、中鎖脂肪酸の恩恵をスルーする理由は見当たらない。

相変わらずパウダータイプを毎日愛用中。

補食にMCTゼリーも大活躍です。

   

  

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