『忙しい人のための代謝学 ミトコンドリアがわかれば代謝がわかる』 田中文彦 (著)
栄養チャンネルの吉富さんが
おススメされていたので
買ってみたら、とんでもなく
分かりやすい本でした。
分子栄養学を学ぶために
必要な生化学がキレ~に
まとまった一冊です。
難解な生化学をこれだけ
スッキリまとめられるというのは、
相当’こなれた’著者なんだろうなぁ
と思ったら、実質処女作のようです。
これは、2冊目、3冊目に期待。
ただし中級者から上級者向き。
初心者は、将来のために投資ですね。
学び始めてすぐの人は、
この本みてもチンプンカンプンかと。笑
心がくじける可能性もありますので
ご注意くださいね。
ある程度、学びが深くなってきて
知識がとっ散らかってきた頃に、
この本を開くときっと
「うおっ!」となります。
私は何度も「うおっ!」となりました。
「TCA回路の空焚き」
う~ん、なんてうまい表現!
妬けるわ~。ジェラス!
栄養学、生化学の知識・理論を
どういう風に説明すれば
毎日の生活を結びつけて
’楽しい’と感じて
役立ててもらえるか、
あーでもない。こーでもない。
と思考をめぐらすのは
最高に楽しい時間です。
難しい生化学、栄養学を
いかに楽しく、日常生活に
役立てるものに料理するか、
私のミッションは
分子栄養学の翻訳家であり、
料理人だと思ってますので、
こんな良い素材(本)に出合うと
ものすごく萌えます。