治りたいのに治りたくない人【キネシオロジーを体験してきました】

なぜ症状が改善しないのか?

「自己評価が低い人は
症状が改善しない」

ということを
日々のカウンセリングを通して
実感しています。

でもね、、

「じゃあ自己評価上げてねー
頑張ってねー、あとはよろしく」と

軽く言って解決するような、
そんな簡単なシロモノではなく、

何か心理的なサポートの必要性を感じ
いろいろと模索しております。

広範性心理的逆転

分子栄養学実践講座第12期の
プレセミナーにおいて、

メディカルキネシオロジーを
取り入れいている医師
小川順子先生の講義がありました。

その中で「広範性心理的逆転」
という言葉を知りました。

 

「広範性心理的逆転」

難しい言い回しですが、要するに
「治る、治らないは本人が選んでいる」
という意味です。

 

人間はだれしも「幸せになりたい」
と思うのが通常ですが、

潜在意識において
「幸せになりたくない」
「治りたくない」
と思っている状態のことを言います。

この場合、
「なぜ治りたくないのか?」
その理由に本人も気がついていません。

 

この部分にアプローチするために
小川先生はメディカルキネシオロジーを
取り入れており、

そのデモンストレーション・治療風景を
目の前で見ることが出来ました。

初めて見るキネシオロジーの治療現場に
目が点。

その場にいた実践講座の受講生全員、
くぎ付けだったことは言うに及ばず。

カラダの声を聴くセミナー

実際のキネシオロジーを
自分でも体験してみたく
勉強会に行ってきました。

 

いろいろなモノ(食べ物)に対する
筋反射を体験しました。

 

食べ物以外にも、言葉や文章、
色などに対する筋反射テストを行い

自分の身体がその「モノ」に対して
どう思っているかを確認します。

 

私の場合、
「青(色)」「早寝早起き」
「赤唐辛子(食べ物)」などに対して
筋反射がOFFになりました。

つまりそれらのモノに対して
何かしら身体が反応している
ということになります。

 

確かに、
青は好きじゃない色だし、
早寝早起き出来ないことが
ずっとコンプレックスだし
辛い食べ物は苦手です。

あと、笑ってしまったのが、
「私はキネシをマスターする」
という言葉に対して、カラダが
OFFの反応を出してしまった。笑

 

これは、私の治療風景。

 

人間の身体は素直にできています。

例えば、
なにもストレスを感じていなければ
筋肉にちゃんと力が入るのですが、

少しでも「違和感」を感じていると
筋肉に力が入らなくなります。

 

本人が顕在意識で気付いている、
いないに関わらず、なにが原因となって
「治る」「改善する」を阻んでいるのか?

それを身体に聞くことが出来るのが
キネシオロジーの良さです。

 

キネシオロジーの問題点

キネシオロジーの良さ、効果については
すでに一定の評価がありますので、

今回は、あえて私が個人的に感じた
キネシオロジーの問題点について備忘録。

 

その1 定性化・定量化が出来ない

当たり前ですが、施術する個人によって
力の入れ加減にばらつきが出ます。

その個人においても、
反応の感じ方、力の入れ具合は、
そのときのタイミングや相手に関する感情で
容易に変わってしまう。

血液データや、その判断基準のように
定性的、定量的な表現が可能なものではない。

その方がちゃんと出来てるかどうか
評価するものが存在しない。
職人技に近いものがあるかも。

 

その2 施術する側の思い込みを反映する

例えば、施術する側が
「この人は母子関係にトラウマがあるはずだ」
という思い込みを持って筋反射テストを行うと
そういう回答が出ます。

これは実際に先生が悪い例として、
デモンストレーションしてくれました。
(私が実験台になりました)

「この人は肩の具合が悪いはずだ」
と思って筋反射テストを行うと、
実際に私の身体はそういう反応になりました。

(私自身は、2回とも全く同じように
筋肉に力を入れているつもりなのに!)

 

つまり、テストを行う側の人間は、
できるだけまっさらな状態で、
いわば、瞑想のような心理状態で
筋反射テストを行う必要があります。

雑念、思い込みが激しい人には難しいかも。

 

キネシオロジーへの期待

問題点を冷静に書いているけども、
私自身はキネシオロジーの治療に
めちゃくちゃ肯定派。

何が改善のトリガーになるのか、
人間の心と身体の関係について
大きなヒントをもらえた。

 

あとね、「言葉」の重要性を痛感

「ありがとう」と言うだけで
反射が実際に変わります。
いわゆる「言霊」ってやつです。

波動なのか物質なのか??
量子力学とスピリチュアルを結び付けるのは
好まないのですが、とりあえず
目で見た現実を大事にして損はないでしょ。

 

ということで、今日から
お食事の前には必ず、
「ありがとう」「いただきます」
と言葉に出して言いましょう!

たったそれだけで、栄養素の吸収率が
グンと良くなることを私が保証します!

 

 

愛猫ゼン吉は掃除機が苦手。

掃除機をみたら筋緊張がおきるけど、
「掃除機」という言葉には
何も意味付けしてないので筋反射は起きない。

過去と未来を、無駄に意味付けして
結び付けることもしない。
アドラー心理学を地で行くゼン吉先生。

「人間はメンドクサイ生き物だにゃー」

 

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