「飛行機に乗る」という酸化ストレス

「飛行機に乗る」という酸化ストレス

飛行機に乗るということ、
それは、じわっと放射線に
さらされてるということ。

例えば、東京NY間を往復すると、
胸部レントゲン4枚分のエックス線を
浴びることになります。

※胸部レントゲンは50μSv、
東京NY間で浴びるエックス線200μSv

飛行機での宇宙船被ばく線量を計算表示するサイト

 

放射線が細胞に与える影響には
2種類あります。

一つは遺伝子を傷つけたり
改変したりする直接的な作用と、

もう一つは、放射線が身体の
水分やもろもろの成分を反応して
フリーラジカル(活性酸素)を
発生させる間接的な作用

 

遺伝子傷つけるのは、
直接的な作用は、経験則で
さほど気にしなくてよいと
思います。

海外旅行の多い人ほどガンに
なるという統計などないし。

よもやなった人がいたとしても、
複合的な要因が多すぎて
飛行機搭乗回数とは関連づけ
られません。

 

ふと気になったのが、
2つ目のフリーラジカルによる
酸化ストレス。

 

お恥ずかしながら、
「放射線 = 活性酸素」
という構図が、すっぽり
頭から抜けてました。

そうかそうか、エックス線は
ヒドロキシラジカル発生させるんだと
こちら(↓)をザクっと読んで
とりあえず頭に入れときました。
(理解できてるかは別として)

放射線によって生じるヒドロキシルラジカルの定量測定と分子レベル生成ジオメトリーの評価

 

放射線によって、どれくらい
酸化ストレスが生じるものなのか、
調べてて「ほほう」となったのが
こちら。

ラットの実験ですが、
放射線を与えて、数日かけて
酸化ストレスが上昇するのが
確認されてます。

放射線照射後のラットにおける酸化ストレス値の経時変化

 

これ、興味深いのは、
ゆる~い放射線を浴びたラットよりも、
強めの放射線を浴びたラットのほうが、
3日後の酸化ストレスが減ってる
という点です。

おそらく、身体の中で作られる
抗酸化システム(SOD酵素や、
グルタチオンペルオキシダーゼや
カタラーゼなど)が、発動し
酸化ストレスを抑える作用が
はたらいたのでは?
と推測されるとのこと。

 

ゆるゆると緩慢なストレスを与えるより、
ある程度まとまった刺激のほうが
反応が出るというのは、いかにも
生物らしい仕組みですね。

 

ところで、
「海外旅行の機内サービスで
サーブされるアルコールは
すぐまわる(酔いやすい)。」

とおっしゃる方が多いですが、
あれは、宇宙線の酸化ストレスで
肝臓の解毒能が落ちてるのかも?
と思った次第。

 

あと、Dr.ベン・リンチによると
飛行機内の空気は、
飛行機エンジンを通して
循環する設計になっており、

機内はエンジンオイルの煙で
かなり汚染されているとのこと。

飛行機移動でグッタリなる方は、
抗酸化能力+解毒能で体力消耗
されちゃうのではないかしら。

 

先週は熊本に帰省して、
午前中の便で東京に戻りました。

年に1度は飛行機で往復するのですが、
帰りにいきなり団子を買って機内で食べる。

子供のころに食べたいきなり団子は
冷たく固いものばっかりでしたが、

20歳ぐらいのときに、空港で
温かいいきなり団子を食べて
「うんまー」となった記憶を
リフレインして楽しむのが習慣。

 

甘いものは酸化ストレス対策には
なりませんのであしからず。
いきなり団子は美味しいけどね。

 

飛行機から見えた富士山

 

熊本では温泉入って、上げ膳据え膳、
長距離運転以外、特にストレスになる
ようなことはしてないのですが、

酸化ストレスくらったのか、
疲れを感じたのでお昼寝しました。

 

もちろん、活性酸素対策のため、
お昼寝の前にはビタミンCを飲んで。

ここぞというときはリポソマル型です。

 

年末に海外旅行や帰省など
飛行機移動する方も多いと思います。

普段から、ポリフェノールの多い
お野菜をたくさん食べたり、
睡眠をしっかりとったり、
タンパク代謝を良くしたり、

抗酸化能力をキープする日常は
前提としつつ、

移動の当日とその後の数日は
飲酒を控えたり、ビタミン摂ったり、
活性酸素対策はなにかしら
加えておくとよろしいと思います。

 

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