なぜ和食の盛り付けは美しいのか?日本人の胃酸の弱さと和食の関係!

和食の盛り付けと胃酸の関係

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栄養は、いかに効率よく吸収し、消化するかが大切。
消化酵素胃酸の重要性は、なんども書いたとおりです。

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日本人は、もともと胃酸が弱い民族。

胃がんが多いのは、塩分犯人説も真実ですが、胃酸の弱さゆえ、ピロリが勢力を強めやすい環境だったとも言える。

先日、消化管についてのセミナーで、H講師(グルタジェニクス販売元)が言っていたことが印象的だった。

和食は、器に美しく盛り付け、目で食す。
和食が、繊細で見た目にも美しいのは、胃腸・消化力が弱いという日本人が生み出した「民族的選択」だったのではないかと。

つまり、食事を単なる「餌」から、目で見て楽しむ「文化」に昇格させることで、食事中に副交感神経を優位にし、胃酸・消化液の分泌を促すための工夫をしたのではないか、という考察。

 

欧米人は胃酸消化力も強い。
盛り付けは、米国・英国も’繊細’とは程遠い。
(フランスの繊細さは、貴族のための食事で、ヒエラルキーが生んだ世界なので、あれはちょっと別)

和食は、庶民の食事でも、盛り付けと遊び心に凝る。
季節の葉っぱやあしらいなど、食べられないものを一緒の皿に施すのは、和食だけだそう。

逆に言えば、消化力が弱かったからこそ、繊細で美しい和食の文化が生まれたということ。

 

食事は心豊かにゆっくり楽しむべし

食の欧米化が、成人病増加の原因である云々、言われる場合がありますが、問題の本質は、欧米化した食事を消化・吸収できない日本人の胃腸にあったとも言える。

日本で、PPI(プロトンポンプ阻害薬)や、H2ブロッカーが必要以上に乱用されるのは考えものですな。

未消化物は炎症の元凶、食事中に消化を邪魔するイライラや早食い、交感神経優位状態は厳禁。

効率の良い栄養吸収のために、食事は、ゆっくり、落ち着いた気分で、目にも楽しく、心豊かにいただくことが大事。

忙しくても心がけたい我々の「文化」です。

 

 

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